仮想通貨(ブロックチェーン)の今までの仕様(ルール)を変更することです。
簡単に言うと、アップデートのようなものです。
しかしこれだと説明不足で、”フォーク”の部分しか説明できていません。
上記で説明した仕様の変更方法には
🌟ソフトフォーク
🌟ハードフォーク
の二つがありますので、その二つの違いを説明します。
ソフトフォークは、今まで生成していたブロック全ての仕様を変更する方法で、
一番平和的な仕様の変更法です。
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上記のブロックチェーンをソフトフォークすると下記のようになります。
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ハードフォークは、あるブロックを境にその次からのブロックの仕様を変更する方法です。
なので、それ以前のブロックは仕様が変更されず、存在し続けます。
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上記のブロックチェーンをハードフォークすると下記のようになります。
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イメージ的には、分裂です。
一つの仮想通貨から二つの仮想通貨が生まれるわけです。
では、
🌟なぜソフトフォークでなく、ハードフォークするのか?
🌟ハードフォークしたらどうなるのか?
の2点を話していきたいと思います。
有名なハードフォークには、
ビットコインキャッシュ
ビットコインゴールド
イーサリアム
がありますね。
この三つは顕著にハードフォークが起こる原因を表してるので順を追って簡単に説明します。
ビットコインが処理速度で問題を抱えた時に、segwitの導入か容量を大きくする2択で対立しました。
その対立が影響で無理やりハードフォークし、
容量が大きくなったビットコインキャッシュが生まれました。
このように、意見の対立でハードフォークが行われることがあります。
イーサリアムは、DAO事件という有名なハッキング事件が昔起こりました。
そのハッキングされたETHの不正送金を無効な取引にするため
その取引が起こる手前のブロックでハードフォークしたのです。
つまりハードフォークでハッキングをなかったことにしたのです。
このように、問題を解決するためハードフォークが行われることがあります。
ビットコインゴールドは、
ビットコインのブロックチェーンの特性を利用するため、
ビットコインをハードフォークし作られました。
このように、既存の通貨のブロックチェーンを技術を生かし、新通貨を作るためハードフォークが行われることがあります。
ハードフォークが行われると、二つの通貨が出来上がることは前述したが
実は、
新通貨が出来上がるとき、既存の通貨を所持している分だけ新通貨がその人に配布される。
例として、
ビットコインキャッシュが生まれたとき、
ビットコインを10枚持っている人に、ちゃんとビットコインキャッシュが10枚配られました。