よく掲示板や情報共有サイト、ツイッターなどで目にする利確とは、どーいう行為なんでしょうか?
そもそも、利確とは利益を確定させる行為の略称です。(損切りはこの逆で、損を確定させる行為です。)
では、利益を確定させる行為とは、なんでしょうか?
初心者の方は、取引所から銀行に出金させるのが、利確なのかな?と思っている方もいるようですが、
違います。
仮想通貨から日本円に戻した時に利益が出ていれば、利確です。
なので、何回も取引している人は注意が必要です。
なぜなら利確は税金問題と関係しているからです。
仮想通貨にかかる税金を理解できていない人は、こちらの記事をごらんください。
そして利確は、仮想通貨から日本円に戻した時だけではありません。
・仮想通貨でのショッピングも利益が出ていれば、利確です。
・仮想通貨と仮想通貨の交換も利益が出ていれば、利確です。
・送金でも利益が出ていれば、利確になります
では、複数の買値で仮想通貨を購入している場合、いくらで売ったら利益になるのでしょうか?
例えば、
1BTCを10万円で購入していて、
さらに、
1BTCを50万円で購入した場合
いくらで売ったら利確になるのでしょう?
1BTCを20万円で売ったら、10万円分の利確だと思いましたか?
違います。
複数の買値で同じ仮想通貨を購入した場合、平均取得単価を求めます。
つまり今回の例の場合、
買値は2TCを60万円で取得したと捉えることができ、
税金上、1BTCを30万円で取得したとなるわけです。
つまり、1BTCを20万円で売っても利確ではなく、
1BTCを30万円以上で売ると利確ということです。
・利確とは?
🌟仮想通貨を法定通貨に戻す(利益が出ている際)
🌟仮想通貨でのショッピング(利益が出ている際)
🌟仮想通貨と仮想通貨の交換(利益が出ている際)
🌟送金(利益が出ている際)
*損切りはこの逆
・複数の買値で同じ仮想通貨を購入している場合、
平均取得単価が利確、損切りのボーダーになる。
・税金と利確、損切りは密接な関係であるのでわからない方はこちらの記事を読む必要がある。